ESGreen−NEO Q&A

2. 長期安定・低メンテナンスシステム?
ESGreen−NEOは,植物生理(馴化・均整化・重力屈性現象:「豆知識」参照)をもとに設計され,実証されたESGボードの構造及びESGソイルの組成により,メンテナンスの低減と,植生の長期安定性を同時に実現した画期的システムです。
 徒らな成長よりも,安定を重視したシステムで,それだけメンテナンス負担も軽くなります。

 屋上緑化システムの中には,植物の長期的安定生育の困難なものや,初期(1〜3年)の成長性に力点が置かれ,長期的視点に欠けたものなど様々な問題を含んだシステムが多く見られます。これらは一様に植物生理の知識の欠如や実証試験の仕方に問題があると言わざるを得ません。

 また,畑での野菜づくりと,屋上での芝づくりは,植物生理,目的からして根本的に異なっています。

 短期的成長に主眼が置かれたシステムでは,初期の1〜2年は「徒長」を生じ,刈り込みなどメンテナンスが頻繁に必要となるばかりでなく,植物は「軟弱化」し,反面水溶性養分が溶けだしてしまった後は,急激な貧土となり,急激な衰退を余儀なくされてしまいます。

 このため,ESGreen−NEOシステムでは,難分解性の杉・桧樹皮発酵処理物と保水性火山砂礫と根圏微生物を組み合わせ,徒長を防ぎ,且つ矮化・均整化現象による安定した被覆を実現しています。

《豆知識》  軟弱化
 植物は,過養分状態,殊に窒素が過多になると徒長すると共に細胞質内の必須成分濃度が薄くなり,乾燥,高温などの環境ストレスに適応しにくくなる。これを軟弱化という。また,植物でもほとんどストレスが無いと,ストレスに対する抵抗性が弱くなる。〔逆に,継続した適度なストレスは順化(ハードニング)をもたらす。〕また,各種のストレスに対する防御は共通した分子生物学的基礎を持っていると考えられている。
 「軟弱化」は,直立茎や葉の成長が極端に促進され,シュートや葉の力学的支持組織は貧弱となり,気候的ストレスに弱くなり,病原性のあるカビと害虫とに対する感受性が高まる(被害を受け易くなる)。逆に適度なストレスを加え続けることによって植物は外部からのストレスに強くなる。

(*)W.Larcher,佐伯敏郎,「植物生態生理学」,p130〜,シュプリンガー・フェアラーク東京(1999)他

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